料理彼氏を書いていたときの話。
もう1年ぐらい経つのですがストリエというサイトで「料理彼氏」という作品を更新しておりました。
※現在は完結済みです。全10話。
あの時のスケジュールは割と忙しかったのを記憶している。
色々動いていた中で料理彼氏を書いていたのだが、あれは大きく分けて3つの工程があって少し大変だった。
1つ目は、プロット&レシピ作成。
2つ目は、物撮り。(実際に料理を作る)
3つ目は、ストリエに反映。
この3つをこなさないと公開までたどり着けなかったのである。
1つ目で意外と時間がかかる。
大まかな話数ごとの料理と登場人物、その話の展開は決めてあったのだが、レシピを考えるのに時間がかかり、そのあとに登場人物たちの会話が出来上がっていくというのが大体の流れだったのを記憶している。
もちろん、その時点で一度レシピ通りに作れるか試しで作っている。
あと、あんまり恋愛物というかカップルの会話を書かないので恥ずかしさとの戦いだった。途中から吹っ切れたけど。
吹っ切れるまで、なかなか加藤のチェックを通らなかった…。あれは辛かった。
「もっと恥じらいを捨てて!」とか言われてた。
2つ目の物撮りは大体2話分をまとめて調理&撮影していたのですが、これまた1日がかり。準備も入れると2日がかり。
プロット→物撮り→準備稿→ストリエ反映→WEB上で決定稿って流れだったかな。
写真の枚数とか本編にどれぐらい入れるとかどこまで文字で説明するのかとかの加減があったので物撮りは意外と早い段階でしていた。
あれはいつぞやの回だったかな、アヒージョとパエリアをつくる回だったな…。
ワインもあったので物撮りが終わった後、黙々と二人してパエリアなどを食べて処理していた記憶が。あの回はとにかく物量が多かった…。
他の回も基本、物撮りが終わった後完成した料理を2人で食べるのだが、大体残るので翌日も事務所で私が食べていた。
さすがに桜餅とぜんざいが大量に出来た回は途方に暮れた(結局食べたけど)
しかし、その時出来た余ったこしあんは3ヶ月ぐらい自宅の冷凍庫で眠ってましたけど。
失敗するとめんどくさいので、材料は基本、2回作れる量を確保しておいたりしたので物撮りが滞りなく終わった場合、翌日、私は再び事務所で々料理を作って食べていた。
とにかく、あの作品で大変だったのは物撮り写真を撮ることだった。
時間もかかるし。
撮った写真は加藤が選別しリサイズをして共有後、準備稿作業を進め、チェックしたらストリエに反映。
このストリエに反映した結果はストリエ上で見ていただければいいので割愛しますけど、これも中々に時間がかかる作業だったなぁ…。
地味に細かい工程をこなしておりました。
元々、料理彼氏は違う企画として眠っていた物をストリエ用にアレンジした物でした。
テーマ自体は変わっていないので、主に見せ方や話の進め方が変わった感じですね。
元々の企画もいずれ形に出来ればと思っておりますが、いつになることやら。
ちなみに、鯛茶漬けは美味いです。
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